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INCITY Meetup【IBS様/KPMG様登壇】まちづくりにおけるデータ活用に関する勉強会~地域交通編 vol.1~ 」を開催しました!(2025/10/08)

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第4回 INCITY 勉強会レポート

2025年10月8日、GEOTRAが運営する会員制コミュニティ「INCITY」のオフライン勉強会が東京・大手町で開催されました。

本勉強会では、生活道路の速度制限引き下げに伴う課題とデータ分析事例、および公共交通再編・再構築へのデータの収集・活用方法について、一般財団法人 計量計画研究所(IBS)様、KPMGコンサルティング様 にお話しいただきました。

登壇者 

絹田 裕一 氏
(一般財団法人 計量計画研究所 交通・社会経済部門長)

小竹 輝幸 氏
(KPMGコンサルティング株式会社 兼 KPMGモビリティ研究所)

陣内 寛大 <モデレーター>
(株式会社GEOTRA 代表取締役社長)

 

参加者

デベロッパー、建設コンサルタント、自治体等から計31名が参加しました。

 

プログラム内容

講演概要

1部では、IBS 絹田氏による「生活道路の法定速度引き下げが迫る中、可視化が期待される情報とは」と題した講演が行われ、生活道路における交通事故対策と、それに伴う課題、データ分析による課題解決の展望などが紹介されました。

2部では、KPMGコンサルティング株式会社 小竹氏による「公共交通の再編・再構築と交通政策の展開―地域に根差した交通DXの実装―」と題した講演が行われ、地域交通の現状と課題、地域交通DXにおけるデータ整備方法、本質的な課題の特定に基づいた施策立案の重要性について解説していただきました。

1008_INCITY_01-1(講演の様子)

 

これらの講演では、交通事故対策の推進において現在解決を図っている課題や、データ活用の現場で生じやすい失敗事例などが具体的に紹介されました。
登壇者の実体験に基づく言葉には、実務に直結する示唆が多く含まれており、参加者が頷きながら真剣に耳を傾ける様子が印象的でした。

パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、登壇者の2名に加え、GEOTRA CEOの陣内の3名で、以下のテーマに沿って議論が交わされました。

  • 位置情報データを価値に変えるコツやポイントについて
  • 地域交通や地域課題解決におけるデータ活用の今後の展望、期待
  • さまざまなデータがある中で、人流データを地域交通/まちづくりに活用する利点

また、参加者からの質問を交え、本質的な課題に向き合う難しさ、民間企業も巻き込んだデータ整備の展望といったテーマについても活発な議論が行われました。

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(パネルディスカッションの様子)

懇親会
勉強会終了後は、参加者同士が交流し、ネットワークを広げる場として懇親会を実施しました。

会場の各所で名刺交換が行われ、「同じような課題に取り組んでいます」「その事例について詳しく伺いたいです」といった活発な会話があちこちで広がっていました。
業界や立場を越えて、日々の業務で直面する課題や工夫を率直に語り合う姿が見られ、会場全体が熱気に包まれていました。

ご参加いただいた皆様にとって、有意義な時間となっていれば幸いです。
今後もこのような場を提供してまいりますので、ぜひ次回INCITYにご参加ください。

▶INCITY ウェブサイト
https://www.geotra.jp/incity


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(懇親会の様子)